このページの本文へ

隠岐広域連合立 隠岐病院 ホーム

電話08512-2-1356

外来受付時間
午前8時00分〜11時00分
休診日
土曜・日曜・祝祭日・年末年始

Menu

このページの位置: ホーム > 病院のご案内 > 院長あいさつ

院長あいさつMessage from the Director

院長就任のご挨拶

この度、長谷川明宏前病院長が退任され、令和5年4月1日付けで病院長を拝命いたしました徳家敦夫(とくか あつお)です。当院の運営を預かる重責に身の引き締まる思いです。病院長就任にあたり一言ご挨拶申し上げます。

私は石川県の出身で、大学の人事でちょうど20年前の平成15年1月に島根県立中央病院に外科医長として赴任いたしました。平成20年に外科部長、平成28年には医療局長、平成31年より参事を拝命しております。また、平成28年より医療安全推進室長を兼務するなど、専門の外科診療のみならず、病院の管理運営や医療安全に深く関わってまいりました。県立中央病院に赴任するまでは、島根県とは観光以外、ほとんど関わったことがありませんでしたが、今では、私の人生の中で、最も長く住んでいる地域となりました。隠岐との関わりですが、県立中央病院に赴任直後に、島後北部の中村診療所に、県の命令で数回診療応援に来たのが最初です。その後、医療安全や感染対策の地域連携カンファレンス、外科診療支援で定期的に来ており、隠岐病院の多くのスタッフの皆様とも良好な関係を持つことができました。したがって、隠岐病院は、私にとって全くの見知らぬところではなく、昔から親しみのある場所と言えます。

隠岐病院は、昭和23年10月1日西郷町外七村組合立隠岐病院として開設され、当初は内科、小児科、外科で病床21床からのスタートでしたが、その後産婦人科、耳鼻科、眼科など、島民に必要な診療科を順次開設し、平成24年5月1日より新病院での診療を開始いたしました。さらに麻酔科、腎臓内科、隠岐認知症疾患センターの開設、内科を総合診療科に変更するなど、時代のニーズにあった改革を推し進めてまいりました。現在は、病床数115床、17診療科を有する、隠岐地域の中核病院となりました。

さて、現在の隠岐病院ですが、長谷川前病院長からは、多くの引き継ぎを受けております。古くからの課題であります、医師の確保についても、島根県をはじめ、島根大学や県立中央病院、鳥取大学の協力を得てきましたが、今後も引き続き良質な医療を島民に提供できるよう、各方面への働きかけを行なってまいります。また、「地域包括ケアシステム」の中核病院としての役割と、島民の皆様の「医療と健康増進」「生活の質の向上」をさらに推進してまいります。とりわけ、高度医療や当院で対応できない緊急の処置や治療が必要な疾患につきましては、島外の高次医療機関に紹介または緊急搬送などを基本とし、また、一方では、保健、医療(診療所)、介護、福祉とも連携しながら、『この島に住む、安心の医療』の理念のもと、島民の皆様から信頼され必要とされる地域の中核病院を目指していきます。

何卒、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

院長   徳家敦夫

このページの先頭へ